日記だよ^^のんびり書いていきます。
「ぐはぁっ!!」
MZDは腹を押さえて、膝から崩れた。極卒は遂にMZDを倒す事が出来たのだ。
「プロテインイッキ飲み対決…辛く苦しい戦いでした…」
口を押さえてよろめく極卒。MZDに勝つ事は出来たが、極卒自身いつ倒れるか解らない状態だった。
再び洗脳され、筋肉ムキムキのマッチョになってしまったHELL14のメンバーも元に戻り、極卒の元へと駆けつけた。
「くっ…まだだ…俺には…俺には筋肉が必要なんだ…!!」
極卒達がハッとしてMZDの方を見ると、MZDは口の端から少しプロテインを流しながらも再び立ち上がろうとしていた。
極卒はよろめきながら、少しづつMZDに近づいた。
「MZD…何故…そんなに…も…筋肉に…執着…する…んですか…?ゴホッゴホッ!」
「ごっくん!」
「しっかりしろ!!」
「「大丈夫か?」」
咳をして、倒れかけた極卒の体をHELL14が駆けつけ支えた。
その光景を羨ましそうに見つめながら、MZDは口を開いた。
「…俺の敗けだな…完敗だ………俺は子供の頃、すげぇひょろひょろでさ、神の癖に近所の子供に苛められてたんだ…」
「MZD…ゴホッ」
「そいつらはさ、いっつも『もやしっ子!悔しかったらムキムキになってみろ!』っつーんだ。
それでさ、俺はその時に誓ったんだよ。いつの日か本当に筋肉ムキムキになってそいつらを殴り殺s…見返してやろうと。」
「今殴り殺すって言いませんでしたか?」
「その性でいつの間にかこんな事にしちまって……俺もある意味…洗脳されてたのかもな…」
(質問を無かった事にしましたねこの神…)
語り終わってうつ向いているMZDにウーノが近寄る。
そして、MZDの肩に手を乗せて慰めの言葉を言った。
「MZD…お前の私情なんて知らないよ。
あんたの下らない過去なんか知りたくもないんだから勝手に語るなよな☆
無駄な事で僕らを…特に僕を気持ち悪いマッチョになんかするなよ。大・迷・惑☆」
……慰めの言葉?
「迷惑極まりないよホント。
ごっくんに気持ち悪いマッスルポーズなんか見られちゃうし、國卒とヘルム、リシェルのマッスルポーズ見ちゃったし。
筋肉ムキムキになりたいなら一人でなってろよバ神。」
今度からマッスル神って呼んであげよっか?(笑)
と嫌味をたっぷり言うと、ウーノはすっきりした顔で極卒の元へ帰った。
追い討ちを打たれ、傷に塩を塗られたMZDはその場に倒れ、一週間後にΣが発見するまで倒れていた。
MZDは、倒れる寸前に思った。
ウーノが来た時点で慰めの言葉なんか期待するんじゃなかった…
「…最後に何故MZDが倒れたか解りませんが…帰りましょうか!僕らの地獄の14丁目へ!」
「これで平和が訪れるんだね☆」
「よく頑張ったな極卒。」
「暫くは筋肉痛が続きそうだな…イタタタ…」
極卒と國卒達はマッスルポーズで腰を痛めたヴィルヘルムを担ぎながら、地獄の14丁目へ帰っていった。
極卒の小さな小さな疑問を残して…
(兄様は僕より洗脳に耐性がある筈なのに…どうして洗脳されたのでしょうか?)
その疑問の答えは國卒のみが知っている…
お仕舞い^^
何かやっちゃった(笑)
さぁて…次にマッチョになるのは15のキャラかなぁ~(ニヤニヤ
こうご期待!!(←しない
誤字脱字は気にしないでくださいね^^
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